Unityエディタ上でモデルのメッシュをいじって簡単なモデリングが出来るツールです。
イメージを掴むためにこの動画をお勧めします。
ProBuilder v2.2 Overview
英語だし、音量が小さいですが、眺めるだけで良いです。すごくワクワクしますよ^^
同社のPrototypeというツールはProBuilderの下位版という位置づけでいくらか制限があるようですが、2014年9月いっぱいは無料セールをやっているので是非試してみると良いでしょう。
またProCore Complete Bundleというバンドル製品には、ProBuilder以外に便利なツールが含まれており、特にProGridというツールはProBuilderで準必須となっているので、購入する場合はこちらの検討をした方が良いと思います。
今回はProCore Complete Bundleを購入した場合のインストールと編集モードの説明をします。
もっと踏み込んだ説明に関しては未定です。ご要望あれば。 (→ @mokusan)
私もProCoreを購入してサラッとドキュメントを見ながら触ってみただけなのですが、分かることにはお応えしたいと思います。
ProCoreをダウンロードしてインポートすると「ProCoreCompleteBundle」というフォルダの下に各ツールのunitypackageと各種ドキュメントがあるので、その中の「ProBuilder2-v〜」というパッケージをダブルクリックしてインストールします。
インストール時にRelease版かSource版か選択できます。
サンプルやActionツール(モデルやフェースの変換などの便利ツール)を使う場合はSource版が必要とのことですが、その代わりにスクリプトのコンパイル時に少し処理が重くなります。
この時、「ProGrids2-v〜」も一緒にインストールしておくと良いでしょう。
インストールしたら先ずはUnityのメニューバーから「Tools – ProBuilder – ProBuilder Window」を選択してProBuilderを有効にします。
するとProBuilderのツールバーのフローティングウィンドウが表示され、Sceneビューには編集モード選択のためのボタンが表示されます。
・編集モード
3つの編集モードがあり、ProBuilderのツールバーのアイコンをクリック、シーンビューのボタンをクリックもしくはショートカットキーで切り替えが可能です。
シーンビューのボタンの「Top」はObject Editingモードを指します。
ショートカットキー:
h(Object EditingとFace Geometry Editingの切り替え)
j(Texture Editingに切り替え)
esc(Object Editingに戻る)
Object Editing
通常のUnityのエディタと同様にオブジェクトの選択、移動などができます。
Geometry Editing
メッシュデータの編集ができます。
Blenderなどの3Dモデリングツールを使ったことがあれば分かり易いと思います。
Geometry Editingにはさらに3つの選択モードがあり、ProBuilderツールバーのアイコンクリックもしくはショートカットキー’g’で切り替えが出来ます。
– Face Geometry Editing
face(面)を選択・編集できます。
– Vertex Geometry Editing
vertex(頂点)を選択・編集できます。
– Edge Geometry Editing
edge(辺)を選択・編集出来ます。(β版)
Texture Editing
テクスチャの貼付・設定ができます。
厳密に言うとマテリアルの貼付けなので、テクスチャなどを設定したマテリアルを予め用意しておく必要があります。
今回はここまで。
最初の方にも書きましたが、もっと踏み込んだ説明に関しては未定です。
ご要望あれば。 (→ @mokusan)